インドらしい織柄が印象的なバラナシサリーを使ったテーブルランナーです。

■バラナシサリー
ヴァラナシ(バナラス)に伝わる伝統手工芸のひとつに絹織物があり、その中でも「バラナシサリー(Banarasi sarees)」は世界的にも有名な織物です。
一般的にはブロケードと言われる紋織(浮織)の生地で、日本で言う「錦(錦織)」がこれにあたります。植物などの模様が金糸や銀糸で織り込まれた光沢感があり華やかな織物です。現在も絹織物の伝統は続いていますが、比較的安価で取り扱い安いポリエステルの普及によって、より身近な織物として広まっています。
このマルチカバーはポリエステルのものを使用していますが、昔ながらの小さな織機を使った手織りの手工芸品です。現地でも安価では出回らない良い品質のものを使用しています。

■ヴァラナシVaranasi(Banarasバナラシ/ベナレス)
ウッタルプラデーシュ州にある大都市で、インド最大の聖地であるヴァラナシ市には、ガンジス川の聖なる水での沐浴や、葬儀を行うヒンドゥー教の巡礼者が多く集まります。
ヒンドゥー教、仏教の聖地。